唐津街道は、若松宿から響灘、玄界灘に沿って筑前博多を経由して肥前唐津に至る道で、古代より大陸から日本への文化を運んだメインロードとして、歴史とロマンに満ち満ちた由緒ある街道です。その中の筑前21宿のひとつである「赤間宿」と、次の宿場の畦町宿へ向かう途中にある「原町」が「ちょっとよりみち唐津街道むなかた」です。赤間宿は、辻井戸や造り酒屋など江戸時代からの建物が多く残っており、原町はまちに溢れるみどりと古民家の調和が美しく、癒しの風景が広がっています。道幅はそんなに広くありませんので、クルマでの往来より徒歩で散策して頂くと古(いにしえ)の唐津街道を垣間見ることが出来ます。また、周辺には数々の名所が存在しており、ここを中心に、玄海エリアにある宗像大社や最近オープンした道の駅むなかたへちょっとよりみちのドライブをしてみましょう。なお、赤間宿と原町にお寄りの際は、最寄の駐車場(赤間宿の熊越公園や原町のかのこの里など)を利用して、まちなみをゆっくりと散策してみてください。