中央自動車道 多治見インターをおりていただき、はじめに向かうのはこのドライブの最初の目的地は、こども陶器博物館です。大正・昭和・平成の懐かしいこども茶碗と資料などを展示しています。来館された方それぞれの幼い頃の思い出がたくさんつまった空間は時の過ぎるのを忘れさせてくれると同時に、20世紀の日本の文化が見えてきます。次の目的地は虎渓窯です。焼き物の本質的な美を追求し、新しい生活の中でもその存在感を楽しめる手造りの焼き物の提案をしています。また、陳列館では、伝統ある美濃焼の美しさを手にとって見ることができ、実際に陶芸にチャレンジしていただけます。次は市之倉さかづき美術館です。市之倉の歴史を紹介すべく、幕末~明治にかけて作られた薄く精緻な盃をはじめ、大正・昭和の盃、他産地の盃、戦後の記念盃や遊び盃など、人生の節々に登場し珍重され愛でられてきた「盃」約1500点を展示しています。また、美術館を中心に、ミュージアムショップ・ギャラリー・レストラン・陶芸体験施設・陶芸にまつわる様々な文化講座・イベントなど、町や陶芸を楽しんでいただけるプログラムを行っています。幸兵衛窯ご来窯のお客様には、古陶磁資料館・本館・工芸館のご見学や、食器・工芸品のお買物をお楽しみいただけます。多治見市の美術館めぐりの最後の目的地は多治見市美濃焼ミュージアムです。ミュージアムでは、瀬戸黒や黄瀬戸、志野、織部といった桃山陶や、欧米で高く評価された幻の西浦焼など、約1300年の歴史を持つ美濃焼の流れと、人間国宝をはじめ美濃の代表的な陶芸家の作品を展示。年4~5回の企画展を開催し、さまざまな角度から美濃焼を紹介しています。ドライブの締めくくりはやっぱりお風呂です。多治見トロン温泉 天の湯天然トロン温泉は今から2000年ほど前に世界一の名湯として名高いドイツの「バーデン・バーデン」において発見されました。当時より「戦いで傷ついた体を治す湯」「痛みを取り去る湯」「美肌をつくる湯」として知られています。バーデン・バーデン近郊の鉱山から産出されるトロン鉱石には微弱な放射性物質が含まれ、強力な温泉効果の源であることを発見されました。これが地球上で最もイオン化作用の強いエネルギーの一つと言われ、欧米では物理学療法にも取り入れられています。天の湯は湯元よりトロン鉱石を輸入し多治見にこの癒しの空間を再現しました。お帰りは中央自動車道 多治見インターから安全運転でお帰りください。