奈良から京都へと都が移り日本独特の文化が熟成されていく平安時代。源氏物語宇治十帖の舞台ともなったゆかりの地・宇治から、平安時代の初めに起源を持つ石清水八幡宮の門前町として栄えた八幡市へ。世界文化遺産とともに、平安の雅をめぐります。京滋バイパス宇治西からまずは宇治のシンボル世界文化遺産「平等院」へ。車は南門前の民営駐車場(有料)に駐車して散策へ。「宇治市営茶室対鳳庵」で香り高い宇治茶のお手前を頂いた後に世界文化遺産「宇治上神社」へ。神社前のさわらびの道を進めば、王朝絵巻の華やかな世界を「宇治市源氏物語ミュージアム」で体感頂けることでしょう。 宇治市から八幡市へは国道1号を経由し「石清水八幡宮」へ。長い石段を約20分ほど歩めば朱色の眩しい本殿が見えてきます。「八幡市立松花堂庭園・美術館」は江戸時代初期に活躍した文化人松花堂昭乗にちなんだ美術館です。四季折々の花々と茶室が配された庭園では優美な景観が楽しめます。お弁当の代名詞「松花堂弁当」は料亭「吉兆」の創始者が昭乗が使っていた箱(物入れ)をヒントに懐石料理を盛り付けたのが始まりで、庭園にある「京都吉兆松花堂店」では本物の味がお楽しみいただけます。※宇治西ICは大阪方面からの流入に限ります。名古屋方面からのアクセスは宇治東ICを利用ください。