~日本風景街道「玄界灘風景街道」から~自然、歴史、文化あふれるくつろぎの町・唐津をゆく国土交通省が取り組む「日本風景街道」。現在、全国で120か所が登録されており、九州には10か所があります。今回はそのひとつ「玄界灘風景街道」の中から唐津地区をご紹介します。福岡、糸島、唐津を結ぶ「玄界灘風景街道」。古くからアジアとの交流の舞台であった玄界灘に沿って走り、歴史や文化、豊かな自然に恵まれる魅力あふれるルートを堪能しましょう!玄界灘風景街道のなかでも、特に歴史・文化・自然がぎゅっと詰まった唐津。まずは鏡山。284mの高さがあり、展望台からの眺めが爽快です。次に日本三大松原の1つでもある虹の松原へ行きます。窓を開ければ松林をわたる爽やかな風がさっと車内を吹き抜けます。しばらく走ると舞鶴城の異名を持つ唐津城が目の前に! 天守閣からは360度の眺めが広がります。さらに明治の炭坑王の旧居・旧高取邸を見学し、唐津神社例大祭「唐津くんち」の曳山が並ぶ曳山展示場へ行きましょう。多彩な山を間近に見ることができ、祭りの熱気が伝わってくるようです。最後に向かうのは、呼子と波戸岬。旅情をかき立てる港町の風情、岬の美しさもさることながら、透明で甘いイカ、コリっとした歯ごたえのサザエの壺焼きなど、名物との出会いも楽しみのひとつになることでしょう。自然と人が織り成してきた文化が残り、景観も大切に守られている唐津。出かけてみると、それらを伝えてきた人々の息吹が感じられる充実のドライブとなること間違いなし。◆start◆日本風景街道◆end◆とは…美しい風景や地域の歴史、文化を守り、観光振興を図る目的で国土交通省が平成19年から登録を開始。沿道の人たちの協力によって、景観・歴史・文化が維持されているドライブコースです。