上山市(かみのやまし)は、山形県南東部にあります。江戸時代には上山藩の城下町や羽州街道の宿場町として栄え、現在は温泉で知られています。城下町・宿場町・温泉街の3つを兼ね備えた、全国的にも珍しい都市です。 風情ある上山の町と、蔵王の雄大な自然を思う存分満喫する日帰りコースをご案内いたします。 東北中央自動車道・山形上山ICより、近代短歌史上に輝かしい業績を残した上山が誇る歌人「斎藤茂吉」を記念する「斎藤茂吉記念館」へ是非お立ち寄りください。 その後、県道51号線と県道13号線から「上山城」を訪れます。上山城は最上氏の最南端の城塞であり、米沢の伊達氏や上杉氏の攻防の舞台となりました。元禄5年(1692年)土岐氏の転封と共に、上山城は幕命により取り壊されますが、昭和57年(1982年)に郷土資料館として現在の上山城が再建され、観光交流の拠点として、そして市民の憩いの場として広く親しまれております。蔵王が一望できる「羽州の名城」に是非お越しください! 「御菓子司だんご本舗たかはし」にて、おそばやうどんなどの昼食とお菓子を味わい、一休みした後に午後からは蔵王温泉スキー場の「蔵王中央ロープウェイ」へ向かいます。お釜の絵葉書のような雄大な景色をお楽しみください。 一日の最後に市内へ戻り「かみのやま温泉」にて、日頃の疲れをゆっくりと癒してください。日帰り入浴も良いですし、市内の風情ある町並みを楽しみながら足湯めぐりも良いですよ。温泉を満喫した後は、山形上山ICからお気をつけてお帰りください。