宝珠山立石寺を中心とする山寺は、慈覚大師が貞観2年(860)12月、清和天皇の勅許を得て創建した古刹と伝えられ、全山を構成する角礫凝灰岩は永年の水蝕と風蝕によって奇岩怪石を残しており、これが樹間に隱顕することで見られる四季おりおりの景観は絶佳です。天童は将棋駒生産量日本一で知られており、市内の至る所に将棋のモニュメントや、市街地に流れる倉津川にかかる橋には、王将橋、金将橋などそれぞれ将棋の駒の名前がついており目でも楽しい素敵な街です。天童公園の人間将棋の華やかさ、静かな佇まいの建勲神社・天童織田藩と将棋駒の歴史を辿った後は、天童温泉でゆっくりとおくつろぎください。