御宿町は、千葉県の南東に位置する小さな町です。気候は、年間を通じて温暖で、太平洋に面した浜海水浴場、中央海水浴場、岩和田海水浴場の3つの海岸は、約2kmにわたり真っ白な砂浜が続いています。毎年多くの海水浴客が訪れる房総を代表する海岸で、童謡「月の沙漠」発祥の地としても知られております。まず初めに、御宿海水浴場へ向かいましょう。童謡「月の沙漠」は、御宿の海岸がモデルで、童謡に出てくるラクダに乗った王子と姫の像が公園内にあります。次に、月の沙漠記念館に向かいましょう。月の沙漠の作詞者である「加藤まさを」の作品や資料、御宿にゆかりのある文人や画家たちの作品が紹介されております。次は、メキシコ記念公園(日西墨三国交通発祥記念之碑)に向かいます。1873年(明治6年)「ドン・ロドリゴ」一行が漂着した岩和田海岸近くの高台に、1928年(昭和3年)に日・西・墨(ニホン、スペイン、メキシコ)三国交通発祥記念碑が建立されました。一緒に田尻海岸へも寄ってみてはいかがでしょうか。最後に、歴史民俗資料館に向かいましょう。ここでは、御宿の昔からの生活用具や生業に関する用具、歴史的資料などが展示されています。