日本橋周辺には、三菱倉庫本社・三越本店・三井本館・日本銀行本店など歴史的建造物が点在しています。日本銀行本店の隣に位置する日本銀行金融研究所貨幣博物館では古代から現在に至るまでの日本の貨幣や軍票、記念硬貨などが展示されており、世界の貨幣・紙幣も見る事ができます。また一億円分の紙幣の重さを体験できるコーナーもあり大人気となっております。日本橋を過ぎると、江戸っ子の代名詞「神田っ子」の由来となった神田界隈です。靖国通を過ぎ、神田川に架かる「万世橋」を渡った先は、旧くは電気街、今では「オタクの聖地」としても知られる秋葉原です。ここから中央通を外れ国道17号(本郷通)を北に進みます。右手の東京大学を過ぎ、谷中・根津・千駄木の下町情緒あふれる街並みを抜けると「旧安田楠雄庭園」です。大正8年(1919)に豊島園の創始者、実業家・藤田好三郎氏により建てられた近代和風建築で、東京山手の住宅と庭園の趣を今に伝えます。 この辺りは道幅が狭いので歩行者に注意して走行してください。ここで来た道を折り返して「ニコライ堂」を目指します。最後に「皇居」や「国会議事堂」など周辺を一周してスタート地点の東京駅に戻ります。