みなさん、「東京都 福生市」ってどんな所だか知っていますか? 東京都・多摩地域中心部に位置する「福生市」は、面積の小さい市ながら、「和」と「洋」の魅力がぎゅっと詰まった、とっても面白い街なんです! 今回はその魅力を皆さんにご紹介いたします♪**************************** まずご紹介したいのは「洋」の魅力から。 福生市の東側の地域には、米軍横田基地があり、基地の前を走る国道16号沿いは、「ベースサイドストリート」呼ばれ、全長約1.5kmの商店街が広がっています。 ▲国道16号沿いのベースサイドストリートは、異国情緒に満ちた商店が立ち並ぶここは米軍横田基地関係者向けに商店が出現したのが始まりで、輸入雑貨や古着屋、様々な国の飲食店のレトロな英字看板が並び、異国情緒を気軽に楽しめるスポットです。街の中でも英語が飛び交い、まるで外国のよう。色とりどりの電飾に彩られた夜の国道16号沿いも趣きがあり、年末のクリスマスイルミネーションではさらに輝きを増し、訪れる人々を魅了します! また、福生市に訪れた際にぜひ食べて頂きたいのが、2011年、福生に産声をあげたご当地グルメ、「福生ドッグ」です。▲市内では各店オリジナルの福生ドッグが味わえる福生にあるハム工場で作られたソーセージ、オリジナルのバンズとソースを使い、お店それぞれの味を追及。ソーセージはなんと「長さ16cm(米軍横田基地沿いを走る国道16号にちなむ)、太さ直径23mm(23、すなわち「ふっさ」の語呂合わせ) という厳格な基準に基づいて作られているこだわりの一品。全て福生の力でできている、まさに福生の誇りとも言えるホットドッグです。ベースサイドストリートの詳しいご案内はこちらから。イベント情報もあるので、ぜひチェックしてみてください。http://www.fussabasesidestreet.com/福生ドッグの食べ歩きなら、こちらのサイトをご覧ください。http://fussadog.jp/ さて、「洋」の魅力を存分に楽しんだあとは、美しい「和」の魅力を探しに行きましょう。 福生市には江戸時代から続く、伝統のある酒蔵が2つもあり、どちらも白壁に黒い瓦屋根の建物が特徴的。仕込みの時期にはふんわりとした芳醇な香りが辺りに漂います。敷地内には国の登録有形文化財に登録された建物などもあり、日本の原風景を感じます。お酒そのものだけではなく、その景観をゆっくり眺めながら歴史を辿るのも楽しみのひとつです。 まず初めに訪れていただきたいのが、福生駅近くの「田村酒造場」▲田村酒造場 建物の上にそびえる煙突が特徴的。代表銘酒は、特別本醸造「まぼろしの酒 嘉泉」こちらは文政5年(1822年)創業の造り酒屋です。黒板塀に囲まれた敷地には、江戸・明治・大正と、それぞれの時代に建築された蔵が建ち、風情のある景観をつくっています。創業の際に敷地内で掘り当てた、酒造りに最適な仕込み水を「よきいずみ」として讃え、酒銘を「嘉泉(かせん)」と命名。特別本醸造「まぼろしの酒 嘉泉」は今でも続く田村酒造場の代表酒です。酒蔵見学は事前予約が必要で、10名様以上より受付をしています。日本酒作りだけでなく、土地の歴史も面白く、説明をしてくださる酒蔵の方の温かい人柄も魅力的です。田村酒造場の詳細は、こちらのHPをご覧ください(12・1月を除く)。 http://www.seishu-kasen.com/次に訪れていただきたいのは、「酒飲みのテーマパーク」(!)というキャッチコピーを持つ「石川酒造場」▲石川酒造 敷地内には自然があふれ、四季折々の表情を楽しむことができる。おすすめは「たまの八重桜」拝島駅近くの敷地内には、売店や2つの趣向の異なるレストラン、酒造りの歴史を紹介する資料館などを併設しており、お酒が好きな方も、そうでない方も楽しめます。限定の日本酒や、地ビールを味わうならレストラン「雑蔵」へ。明治31年に建てられた土蔵を利用した店内で、四季を感じる「和」のお食事と一緒にできたてのお酒を愉しめます。また、石川酒造は地ビール「多摩の恵」、「TOKYO BLUES」の醸造元でもあり、「イタリアンレストラン 福生のビール小屋」もおすすめです。石川酒造も酒蔵見学を行っています。ご希望の際は事前の予約が必要となります。詳しくはHPをご覧ください。http://www.tamajiman.co.jp/ **************************** 福生市の「和」と「洋」をめぐる旅、いかがでしたでしょうか? 他の地域ではなかなか味わえない、日本の伝統と異国情緒を感じながらのドライブも楽しいものです。 「福が生まれる街」福生へぜひ、お越しください。※飲酒運転は法律で禁止されています。