開創以来600年以上の歴史がある関東の霊場としても名高い大雄山最乗寺への初詣です。参拝前に足柄の自然景観を楽しむのはいかがでしょうか。足柄街道を御殿場方面に向かい金太郎が産湯を浸かったと言われる夕日の滝や、静岡県との県境にあたる足柄峠では天気が良ければ冬化粧の富士山を眺めることができます。曹洞宗の名刹 大雄山最乗寺(道了尊)に向かいます。大雄山最乗寺は、福井県の永平寺、鶴見の総持寺に次ぐ格式のある曹洞宗のお寺です。創建に貢献した道了という僧が、寺の完成と同時に天狗になり身を山中に隠したと伝えられる伝説があり、道了尊とも呼ばれています。本堂を中心に30余りの堂塔が立ち、重さ3.8トンという巨大な鉄下駄をはじめ大小さまざまの鉄下駄、天狗のうちわが奉納されています。境内にはパワースポットと呼ばれる、御利益をいただきエネルギーを感じる場所や建物があります。参詣の折に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。8カ所のパワースポットを巡るスタンプラリーも開催しています。(年末年始の開催についてはホームページでご確認ください)最乗寺近隣には、日帰り温泉おんりーゆーがあります。木々に囲まれた解放感たっぷりの森林露天風呂に入りながら鳥のさえずりや川のせせらぎに耳を傾けると日頃の疲れを癒すことが出来ます。冬季の山道は路面凍結もあるので、十分にご注意ください。毎年、初詣で賑わう大雄山最乗寺では12月31日夜から1月3日にかけて、交通規制が予定されています。最乗寺敷地内の駐車場に停めることはできませんので、ご注意ください。また、各施設の年末年始の営業については、お出掛け前にご確認ください。