大鹿村は南アルプスの山麓に位置する山間の村です。平成17年に結成された「日本で最も美しい村」連合に加盟し、失ったら二度と取り戻せない日本の農山村の景観・文化を守る活動をはじめました。国道152号「秋葉街道」は、信州松本から、遠州掛川まで続く総延長220余キロメートルで、江戸時代には秋葉神社への参拝の道として多くの人が利用し、文化、経済、芸能が行き来していた歴史とロマンに溢れた街道です。春は大西公園3,000本の桜と山里を彩る花々、夏はヒマラヤの青いケシの花や眩しいばかりの緑と整流、秋は標高差の生み出す豪快な紅葉、冬は山々を真っ白に塗り替える白銀と山里の静寂・・・。四季を通じて美しいふるさとが残されています。江戸の昔から300年以上にわたって伝わる大鹿歌舞伎、後醍醐天皇の第八皇子 宗良親王が30余年暮らしたことでも知られています。