近鉄鵜方駅を出発して国道260号線を大王崎方面へ向かいましょう。全線にわたり交通量もすくなく志摩半島のリアス式海岸があちこちできれいに見えます。大王崎灯台は「地球の丸さがわかる」と称されるほどの展望を誇る白亜の灯台です。海の難所と言われた大王崎に欠かせない道標で、現在も海の安全を守っております。次に向かう『かつおの天ぱく「鰹いぶし小屋」』は薪で燻し、自然発生の微付け等の鰹節の伝統製法が見学でき地元の方とのふれあいもできます(要予約)。次は志摩自然学校で英虞湾に面したともやま公園内では直径2.5mのビニールボールに入り水面に浮かぶネイチャープログラム体験(要予約)ができます。また桐垣展望台からは美しい景色が眺められます。次の目的地は自然学校から10分ほどにある「ホテル近鉄アクアヴィラ伊勢志摩」です。リゾートホテルですが施設内には大型天体望遠鏡があり、星空を観察する天文館などのアクティビティーも充実しております。そろそろお腹がすいてきた頃だと思いますが、もう少し足をのばして海人小屋体験施設「さとうみ庵」で海女さんから海女漁の話しを聞きながら、志摩の海で獲れた伊勢海老や鮑(あわび)、サザエ等の新鮮な魚介類や志摩の郷土料理「てこね寿司」を堪能してみてはいかがでしょうか(要予約)。おなかもいっぱいになったところで次に向かうのは志摩マリンランドです。この水族館は海の生き物たちの過去から現在までの姿や地球と生物の歴史を紹介しています。おもな見所は、海の人気者マンボウの遊泳や海女さんの餌付けの実演などが楽しめます。今日一日楽しんだところで、本日のお宿はあの伊勢志摩サミットの記者会見場にもなりました「賢島宝生苑」です。真珠筏が浮かぶ英虞湾が一望でき、海の幸や天然温泉で癒やしの一時が過ごせます。館内には滝が流れる巨大庭園もあります。2日目は忘れかけていた子供の頃の遊び心を満喫することができるリゾート空間が志摩スペイン村パルケエスパーニャです。明るく陽気な情熱の国とスペインの町並みを再現したテーマパークで絶叫マシーンやフラメンコショー、パレードを楽しめる。旅の最後に漁師さんが浮きとして用いる“ビン玉”がライトアップされ、幻想的な散歩道を演出しているのがビン玉ロード。浜島旅館街エリアに位置しており、提灯片手に浴衣で夕涼みがおすすめ。(提灯は旅館にて貸出を行っています。)散歩の後は、夜のみの営業で名物のあられ茶漬けを提供する”つどい処あられ”(るるぶる公園)で小休止。公園内のお祈りスポットでは、あっぱ貝絵馬とキャンドルで大切な人とお祈りをした後帰路につきます。