京都北部、明智光秀が築いた福知山城を中心に栄えた町・福知山。体験型観光とスイーツを楽しむドライブコースをご案内いたします。福知山ICからお城を目指していきましょう。 最初の観光スポットはその「福知山城」。小ぶりなお城は丹波を平定した明智光秀の居城であり、今なお市民から愛されている市のシンボルです。天守閣の中は資料館となっております。 天守閣散策のあとは、その名のとおり「お城の下で」という名前のカフェでひと休み。お城をゆっくりと眺めながらゆったりとした時間を過ごしていただけます。 その後は城下町を探索へ。城近くに京都本店を構える「足立音衛門」は大正時代の建築美をがそのまま現存された京都府の指定文化財。自称栗おたくの店主「おとえもん」が栗のふるさと「丹波」の地で栗を中心とした季節の焼き菓子をひとつひとつ丁寧にご用意されています。 もうひとつ、この足立音衛門は旧福知山市立佐賀小学校を「里山ファクトリー」として菓子工房だけでなくショップとカフェ、そして地域や遠方から来られた方の憩いの場として生まれ変わりを果たしました。「スイーツのまち」として知られる福知山がさまざまな形で訪れるひとびとをおもてなししてくださいます。 里山ファクトリーから北へ向かうと、鬼伝説で有名な旧・大江町にある「天岩戸神社」があります。「元伊勢三社」のひとつの神社は渓谷の岩場のうえにお社があり、鎖を使って登ったところでお参りをするという神秘的な体験ができます。渓谷に包まれて厳かな気持ちで参拝してみましょう。 最後に大江山の歴史と鬼伝説が学べる「日本の鬼の交流博物館」へ。酒呑童子をはじめ、さまざまな鬼の紹介と、鬼瓦や鬼にまつわる展示がされています。秋には条件が揃えば雄大な雲海が望める大江山。鬼が出没しても不思議でない雄大な大自然を味わってみませんか。 ※北近畿エリアの体験型観光については北色[KITAIRO]をご参照ください。