歴史の舞台大阪で「真田幸村ゆかりの地」をめぐってみませんか? 真田信繁(幸村)は、「大坂冬の陣」で大坂城の外堀東南に「真田丸」と呼ばれる出城を築き、徳川方を迎え撃ちました。また翌年の「夏の陣」では、少ない兵ながらも勇敢に戦い抜き、家康を震えあがらせたとも言われています。 大阪城の周りには広さ107haの広大な公園「大阪城公園」が広がります。春には一面の桜、夏には新緑に包まれ、秋には赤黄に色づいた木々が美しく公園全体を彩ります。 大坂冬の陣のあと、徳川方により大阪城周辺にあった堀は埋め立てられ、真田丸は取り壊されてしまいます。 現在も真田丸の場所は正式には解明されていませんが、心眼寺の向かいにある大阪明星学園の周辺が「真田丸」の跡地だと言う説が有力で、グラウンドの脇には平成28年2月1日に、新たに顕彰碑が設置されました。 周辺を徒歩で散策すると、大阪城を守っていた外堀の跡と想定される「長堀通り」やその周辺の急勾配の坂道や石垣などが、当時の地形を物語っており、歴史好きや幸村ファンの人たちにはたまらないスポットとなっています。 最後は天王寺周辺の「大坂夏の陣エリア」へ。車を止めて周辺のゆかりの地をめぐりましょう。 一心寺には「真田の抜け穴」と伝わる井戸跡があります。幸村の終焉の地・安居神社は、一心寺の北側(国道25号線を渡った北側)にあります。閉門が16時のため、時間に余裕をもって計画してください。勇ましく散った幸村に想いを馳せながら、歴史散策を楽しんでみませんか? また、天王寺公園エントランスエリア「てんしば」には、芝生広場やフットサルコート、こどもの遊び場やドッグラン、フラワーショップなどがあり、レストランやカフェもございますので、ゆっくりとお楽しみいただけます。ぜひお立ち寄りください。※施設の閉館やイベントが中止になる場合がございます。事前にご確認ください。