和歌にも詠まれた播州の松。昔この地域は、播磨灘の白い砂浜に松の緑が映える美しい景観でした。今は何代目かの名松がその姿を見せてくれます。加古川バイパス加古川東ランプから県道383号線を南下し、住吉神社へ。住吉神社の手枕の松は、住吉大明神のお告げによって生えたと言われています。住吉神社から西へ進み尾上公民館を北上すると、車で10分ほどで尾上神社へ。東へ枝葉を張った片枝の松や、謡曲「高砂」に謡われた霊松の尾上の松があります。国重要文化財の「尾上の鐘」も代表的な朝鮮鐘として有名です。尾上神社から東へ車で5分ほどで浜宮天神社へ。浜宮天神社の加古の浜松は、菅原道真公が大宰府へ派遣される道中に植えたと言われています。最後に浜宮天神社から南へ車で2分ほどで浜の宮公園へ。浜の宮公園は昔の「加古の松原」で、黒松が群生する公園です。広い園内には市民プールや運動場もあり、憩いの場となっています。散策の後は、市内やその周辺の100店舗以上で提供される名物「かつめし」をぜひ食べてみてください!