神戸を代表する観光地、◆start◆北野異人館◆end◆はかって旧居留置で働く外国人たちの居住地だった街並みで、大正初期に建てられた洋館が点在しています。観光にはまず、三宮駅周辺又は北野周辺の駐車場に車を停めてから散策してください。三宮から山手側の北野坂を登ぼると「英国館」があります。ここは西部劇でおなじみのコロニアル洋式の洋館です。室内はバロック時代やビクトリア時代の家具調度品など格調高く、見ごたえ充分です。庭の一角には黒いレトロ調のロンドン・タクシーが停まっていて、それを背景に衣装を借りて記念撮影も楽しめます。また夜になるとバーに変身するめずらしい異人館です。「英国館」のすぐお隣の「洋館長屋(仏蘭西館)」ではエミール・ガレ、ドーム兄弟らのガラス工芸品やフランスの美術品の他、初期のルイヴィトンのトランクを展示しています。「仏蘭西館」の斜め向側にある「神戸北野美術館」は永田萌の原画を中心に常設展示をしています。またグッズ販売、別の棟ではショップ・カフェも併設しています。北野異人館の中で一番丘の上にある「うろこの家」をめざしてランダ坂を登ると「香りの家オランダ館」に到着です。ここでは花の国オランダ製の香料を使って世界でたった1つの香水の調合(有料)をしてもらえます。そして「うろこの家」ではマチス、ユトリロ、キスリング、ビュッフェなどヨーロッパやロシアの近現代の絵画を中心に展示されています。またここ3階からは神戸市街が一望できます。この他にも個性ある異人館はまだまだたくさんあります。ゆっくり散策して異国情緒をお楽しみください。 異人館の散策後は歩き疲れた身体を癒しましょう。関西の奥座敷とも呼ばれる日本三大温泉のひとつ、◆start◆有馬温泉◆end◆へ向かいます。お急ぎでない方は新神戸トンネルを出て箕谷から一般道(有馬街道)で有馬温泉に向かってください。1400年の歴史をもつ有馬には絶え間なく湯煙を吹き上げる源泉があちこちに見られ、数種類の温泉が湧き出ています。赤褐色の湯は「金泉」、無色透明の湯は「銀泉」と呼ばれています。源泉めぐりとともに、老舗旅館や土産物点が立ち並ぶ情緒あふれる温泉街をお楽しみ下さい。