まずは国宝鶴林寺へ589年、聖徳太子が16才の時、秦河勝(はたのかわかつ)に命じ仏教をひろめるための道場として建てられました。釈迦三尊と四天王を祀り「四天王寺聖霊院」と称されたのがこの寺のはじまりといわれ、播磨の法隆寺とも呼ばれています。平安時代の壁画が見つかった県下最古の木造建築物、国宝「太子堂」や、泥棒が盗み出し壊そうとしたら「アイタタ」という声が聞こえてきたため、改心したと伝えられている「銅造聖観音立像」など、多くの文化財が残されています。昼食は加古川名物かつめしご飯の上に叩いて平たくしたビーフカツをのせ、デミグラスソース系のたれをかけたものを洋皿に盛り、お箸で食べる。これがおおまかなかつめしの定義とされています。この洋皿にお箸というのが実に大きなポイントで、かつめしが戦後間もない頃に加古川駅前の食堂で考案された「お箸で気軽に食べることができる洋食」というルーツからきていると言われています。最近では、ビーフカツやトンカツだけでなくチキンカツ、エビフライなどカツのバリエーションも増えてきました。変り種では、かつめしバーガー、かつめしバーなども登場しています。