天空の国とも呼ばれる野迫川村は、奈良県の南西部に位置し、標高1200メートルにある山深い自然に囲まれた村です。気候は山岳気候に近く、夏でも冷涼です。火の神様として信仰の厚い立里荒神社は、弘法大師が高野山を開山する際に勧請したとされる神社で、日本三荒神のひとつとして全国各地から多くの参拝者が訪れます。荒神岳山頂に位置することから眺望もよく、雲海から昇る日の出は絶景です。 立里荒神社から近い山間にあるホテル開雲荘の温泉施設「雲之上温泉」は、雲海を眺める秘境の温泉施設です。(雲海の見れる時期や時間帯は限られております)ここ野迫川は、平家落ち武者終焉の地とも云われており、平清盛の孫 平維盛は、一の谷の合戦後に熊野に逃れ、最終この地で61歳の生涯を閉じたとされています。毎年7月には平維盛の里で大祭が開催されます。歴史のロマンを感じながら、野迫川の自然をたっぷり堪能してください。