コースID:-
日本風景街道まほろば ~古代の奈良 と 卑弥呼の足跡を探して~ 橿原・桜井・天理
ルート
全体
日程 :
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出発時刻 :
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到着時刻 :
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総走行距離 :
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総走行時間 :
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総所要時間 :
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総通行料金/ETC割引後 :
0円/0円 (一部不明区間あり)
 
 
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交差点:
観光情報
みどころ/会員特典
『まほろば』とはうつくしい国という意味で、飛鳥と奈良市内を結ぶ国道169号沿いの景観にふれることをテーマにしたドライブコースです。古事記でも秀でて美しいと称されたこの地域は、国土交通省 風景街道地域協議会により「日本風景街道」に登録されています。 南阪奈道路の葛城インターから高田バイパスを経由し、約1300年前に日本最古の都城・藤原京が築かれた橿原市へ。「奈良県立橿原考古学研究所付属博物館」では、遺跡の発掘で出土した実物資料などを展示、旧石器時代までさかのぼる日本の歴史を目の当たりにできます。 大和三山(畝傍山・耳成山・香具山)に囲まれた中央に、広大な「藤原宮跡」が広がります。694年から710年のわずか16年の栄華の跡には現在、宮殿の柱の一部などが復元され、3つの花畑ゾーンに季節ごとの花が咲き誇ります。平城京資料室では、平城京の1,000分の1模型やビデオの上映、出土品の展示などがあります。ぜひお立ち寄りください。  国道169号を北上すると、やがて右手に「三輪明神 大神神社」の大鳥居が見えてきます。大神神社には本殿がなく、拝殿奥の「三つ鳥居」を通して三輪山を拝みます。「宝物収蔵庫」には三輪山麓域から出土した古代の祭祀用品など多くの遺物が展示されています。 「桜井市立埋蔵文化財センター」では市内に点在する遺跡からの出土品を原始から古代・中世まで時代ごとに展示。2010年6月30日までは企画展「大桜井展~発掘調査40年の軌跡」開催中です。 三輪といえば、よく知られた手延べそうめんの本場。江戸中期の享保年間から伝統の職人技を継承する老舗「三輪そうめん山本」では、ひと味違う本場のそうめんの味を、ぜひご賞味ください。 その後は徒歩にて邪馬台国候補地として知られる「纏向遺跡」へ。卑弥呼の墓ともいわれる「箸墓古墳」を中心に多くの古墳や遺跡が残ります。2009年3月に卑弥呼の宮殿跡と推測される遺構が出土し、現在調査が進められています。  さらに国道169号を北上すると天理市に入ります。途中、長岳寺を観光後、国宝七支刀(しちしとう)で有名な「石上神宮」へ。物部氏と縁が深く、日本書紀にも記された日本最古の神社の一つで、杉木立に囲まれた境内は荘厳な空気が漂います。 最後に東アジア地域の民族を知る部分で学術的に評価の高い、天理大学附属天理参考館を訪れます。  日本最古の幹線道「山の辺の道」は南北に走る道で国道169号と平行するようにあり、桜井駅から天理駅まで16km 約5時間のハイキングコース。路傍には万葉歌碑の碑が設置されています。時間のある方はゆっくり万葉ロマンの古道を歩いてみてはいかがでしょう? 見どころが多いため、時間を調整しながら効率よく回りましょう。適度に休憩を取りながら安全運転で奈良の道をお楽しみください。