女人高野と呼ばれる室生寺は紅葉の名所でもあり、秋には赤、黄、オレンジの色鮮やかな自然美を楽しめます。国宝の金堂や五重塔など歴史的建造物と紅葉の調和は一見の価値があります。室生寺へは名阪国道・小倉インターからやまなみロードを利用すると便利。のどかな山里の景色の中を走る快適な道路です。紅葉を楽しんだら宇陀市へ向かいます。宇陀市は古く万葉の時代から朝廷の薬猟の場として、また城下町、伊勢街道の宿場としても栄えたところです。松山地区は織豊期から江戸時代初期に松山藩・秋山氏により治められ整備された町。2006年に「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、今も当時のままその面影を残します。周辺は温泉郷となっており、日帰り温泉「大宇陀温泉あきののゆ」は美人の出湯として大好評。また「本郷温泉 かぎろひの里 椿寿荘」は、おもてなしの心を大切にしたお宿。ぜひ1泊しておくつろぎください。