葛城インターから県道30号線を南下し、ツツジの咲く葛城山へ向かいます。駐車場からロープウエイに乗り換え、山頂まで空中散歩を楽しみます。標高959メートルの山頂は、日本有数のツツジ群生地として有名で、毎年多くの観光客で賑わいます。見ごろは例年5月中旬。山頂には2キロの散策路が整備されており、一面に咲くツツジを観ながらウォーキングを楽しめます。高取町出身の俳諧、阿波野青畝が読んだ「満山の つぼみのままの 躑躅かな」は葛城山のツツジを詠んだ句として有名です。葛城高原からは大和盆地、大阪平野を一望でき、春から夏にはツツジの他、カタクリ、レンギョウなど多くの種類の山野草が咲きます。ツツジを楽しんだ後は當麻寺に立ち寄りませんか?中の坊では素晴らしい天井絵を拝観できます。