吉野杉・ヒノキの三杉に覆われた山々と清らかな渓流の地・東吉野村。冬の樹氷が美しい標高1,249mの高見山、平成の名水百選にも選ばれた「七滝八壺」など、自然の名所がある一方、歴史的には明治維新の先駆けとして名を馳せた天誅組が最後を遂げた地としても知られています。さらに東吉野村の名を高めたのが、明治38(1905)年、ここでニホンオオカミが最後に捕らえられたこと。その標本は現在、大英博物館に収められており、捕獲された村内の鷲家口には「ニホンオオカミの像」が建っています。また、東吉野村には、自然をたっぷり体感できる2つの温泉「やはた温泉」と「たかすみ温泉」があります。日常の忙しさからちょっぴり離れ、深吉野の大自然と情緒に包まれながら、気持ちいい温泉につかり、身も心も癒されてください。