【スポット1】三段壁洞窟観光 太平洋に立ち向かうように立つ高さ50から60メートルの絶壁で、長さ2キロにわたって続いている景勝地です。展望台から、波しぶき激しい海を眺めることができます。また地底36メートルには、源平合戦で熊野水軍の船隠しに使われたという海蝕洞窟があり、内部を見ることができます。 【スポット2】白良浜 白さが一際美しい砂浜が、約640メートル続いています。サラサラとした形状の真っ白な砂とヤシの葉のパラソル、青い海が広がる様子は、南国さながらの雰囲気です。有名な海水浴場で、日本の渚百選にも選ばれています。夏は花火大会などのイベントが開催されています。また、冬に訪れ、足湯に浸かりながら海を眺めるのも、違った味わいがあります。 【スポット3】南方熊楠記念館 日本が世界に誇る博物学者、民俗学者であり、菌類学にも優れた南方熊楠の蔵書、資料を集めた記念館です。語学の天才であり、歩く百科事典とも呼ばれました。記念館周辺は緑が多く、屋上からは青い海と円月島を望む美しい景色が楽しめます。 さらに、2017年3月19日より新館がオープン。南方熊楠をさらに詳しく知ることができます。 【スポット4】番所山公園 標高32.5mの番所山一帯は、田辺湾の南端に位置し、円月島や塔島を望む風光明媚な自然公園です。 その昔、寛永20年(1643年)この地に遠見番所が置かれ、田辺与力36人が交代で異国船の監視に当たったことから「番所山」と呼ばれるようになりました。山頂には「南方熊楠記念館」と、昭和天皇の御製「雨にけふる神島を見て紀伊の国の生みし南方熊楠を思ふ」の碑が建てられています。