有田みかんで有名な和歌山県有田川町のコスモスをご紹介いたします。阪和道有田ICを降りたら、高速の高架に沿うように国道480号線を北に。ミカン畑が広がる中、風力発電の風車を眺めながらしばらく行くと、「紀州宝来宝来(ホギホギ)神社」の看板が現れます。宝くじや試験の合格などに御利益があるとされています。未舗装の道をゆっくりとすすんでいくと「鷲ヶ峰コスモスパーク」。約100万本のコスモスと、天気のよい日には遠く四国まで見渡せる360度のパノラマをご堪能ください。来た道を引き返し、有田川を越えて「きび・ファーマーズマーケットどんどん広場」へ。10月になれば本場の有田みかんの出荷が始まります。有田川町の発展に欠かせない存在だった有田鉄道。その功績を伝えることを目的の一つとして開園した「有田川鉄道公園」。旧有田鉄道金屋口駅構内を整備し、往年の車両を動態保存しています。国道480号線をさらに東へ行くと「道の駅明恵ふるさと館」。駅名にある明恵とは地元で生まれた鎌倉時代の高僧・明恵上人にちなんでつけられました。ここでの一番人気は、天然酵母で発酵させた無添加のパン。遠方からパン目当てにこられるお客様もおられます。ドライブで少し疲れたら「かなや明恵峡温泉」へ。海抜1000mの高台にあり、名勝地・明恵峡を見下ろせる露天風呂で心と身体をほぐしましょう。お泊りされるならば、少し足をのばして国道480号線をさらに東へ1時間ほど、「しみず温泉あさぎり」はいかがでしょうか。