上富田ICを下りて熊野三山を観光するコースです。まずは「道の駅ふるさとセンター大塔」でお買い物。物産品1,000円以上お買い上げで石鹸1つプレゼントのご優待があります。つぎに熊野三山の一つである「熊野本宮大社」へ。家津美御子大神(スサノオノミコト)を主祭神とする神社です。また、八咫烏のシンボルが有名でもあります。この八咫烏をモチーフにした珍しい真っ黒なポストが社務所前に設置されておりますので、この機会に大切な人や自分に向けてお手紙を出してみるのも一興です。熊野本宮大社で参拝後は神社のすぐ近くにある「珍重庵 本宮店」へ。餅米から搗いたお餅に、上品な「こし餡」を包み、うるち米を焙煎して挽いた粉をかけた「もうで餅」は絶品。JAF会員証提示で100円お得に召し上がっていただけます。珍重庵で休憩後は「熊野那智大社」へ。那智御瀧を大己貴命(おおなむちのみこと)の現れたる御神体としてお祀りしている神社で、熊野三山の一つです。この滝の上流には二の滝、三の滝があり、総称して那智の大滝とされ、国の名勝になっています。その雄大な姿を是非ご自身の目でご覧ください。熊野那智大社をあとにし、次に向かうのは熊野三山最後のひとつ、「熊野速玉大社」。熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)を主祭神とし、祀っています。熊野神宝館内では総数1,000点を超える古神宝類が展示されており、「南紀州の正倉院」と呼ばれているそうです。熊野三山を満喫した後は、「佐藤春夫記念館」と「除福公園」へ足を伸ばします。大正から昭和にかけて近代文学の名作を次々と発表した詩人で、作家の佐藤春夫や、秦の始皇帝の命により不老不死の霊薬を求めて渡来した除福の歴史に触れます。最後に新宮市の山あい、高田川沿いに佇む温泉宿「高田グリーンランド・雲取温泉」にて一泊。乳白色の温泉が人気の宿です。一日の疲れをリフレッシュして、さぁ、次はどこへ行こうかな?