竹原は「安芸の小京都」と呼ばれた商人の町でした。塩の販売で財を成した商人たちが作った町並みは武家屋敷とは違ったやわらかい美しさがあります。江戸時代の街並みをほぼそのまま残す「町並み保存地区」は近くの駐車場に車を止めて歩いて散策がお勧めです。また竹原はその名にあるとおり良質の竹がとれ、昔から竹細工が盛んです。町並み保存地区には竹細工を扱った店や竹細工体験が可能な工房などもあります。「道の駅たけはら」は、町並み保存地区から近く、竹原観光の拠点となるところです。もちろん地域のお土産なども購入でき、また道の駅としては珍しく、フレンチの楽しめるレストランも併設されています。一日の疲れを癒すには湯坂温泉郷があります。国道2号線から賀茂川沿いに入った所にある湯坂温泉郷は古くから人々に愛されてきた温泉です。泉質は単純弱放射能冷鉱泉で神経痛、筋肉痛などに効能があると言われています。