北広島町の大朝へ。国の重要文化財、古保利薬師から歴史探訪をスタートします。「吉川元春館跡」はかつて戦国時代、毛利元就の二男、「吉川元春」が居を構えた史跡で、遺跡発掘時、当時の食器や生活用具などが出土し中世の生活を知るうえで貴重な資料となっています。館跡から大朝インター方面に向かい、さらに国道261号線を北上すると、「小倉山城跡」があります。ここは長らく吉川家の居城となった山城で、本丸、二の丸、正門などの遺構が残っています。城跡から国道を北に。県境の手前を西に入った所に「おおあさ鳴滝露天温泉」があります。露天風呂は大きな岩を組み合わせたダイナミックな造形です。冬になると湯船の近くまで雪が降り積もり、雪山のような感覚が味わえるお風呂です。