小早川隆景が作った三原城は、湾に浮かぶ大島・小島をつないで本丸、二の丸、三の丸などを配し、軍港の機能を備えた「浮城」でした。建築当時海であった城の南側は現在埋め立てられて、商店街になってしまいましたが城跡の南東200mの所に舟入櫓と舟入跡が残っていて、本丸跡は現在、三原駅になっています。三原市沖の瀬戸内海は「タコ」の漁場として知られています。「道の駅神明の里」でもタコ料理やタコの加工品のお土産などを扱っていて、多くの人で賑わっています。三原市の南、標高311mの「筆影山」があります。山頂は整備されていて展望台になっています。この展望台からは天候が良ければしまなみ海道まで見渡せ、瀬戸内の多島美を楽しめます。また、春は桜の名所として、晩秋から冬にかけては「海霧」が美しいポイントとしてもしられています。