平戸市は、九州本土の西北端、平戸瀬戸を隔てて南北に細長く横たわっている平戸島と、その周辺に点在する大小およそ40の島々から構成されています。切支丹資料館のある根獅子地区は、キリシタン禁教以来殉教の地となったが、追及の手を逃れるため、信者達は表面上、仏教徒となり隠れてキリスト教の信仰を続けた。1873年(明治6)禁教令が解かれたが、納戸神(潜伏切支丹)の信仰を続けいました。また、生月博物館島の館は、かくれキリシタンや古式捕鯨などの貴重な歴史文化を有しており、博物館はこれらを紹介する施設として平成7年に開館。展示スペースは、「勇魚とりの物語(捕鯨)」「島の暮らし(民俗)」「カクレキリシタン」「フィッシャーマンズアリーナ(漁業を魅せる展示)」の常設コーナーのほか、企画展や絵画展を行う企画展示室があります。ちょっとだけ歴史にたたずみ、海の幸豊かな平戸で美味しい食べ物と温泉やうで湯・あし湯にも入ってゆっくりと過ごしてみてはいかがですか。