春には新緑、秋には紅葉が美しい、名勝耶馬渓を堪能するドライブコースをご紹介します。「一目八景」は、山深い渓谷の中、奇岩秀峰がそそり立つ。「鳶ノ巣山」「夫婦岩」など一箇所から八つの景色が楽しめます。また、周辺のみやげ店では、名物のそば饅頭をお楽しみください。羅漢寺は、荒々しい岩山に抱かれるように建立された寺で、無漏窟(むろくつ)と呼ばれる洞窟内に安置される五百羅漢とその周辺の石仏は国の重要文化財に指定されています。特に五百羅漢像は日本で製作された中で最も古い例となります。道の駅耶馬トピアでは、地元で生産されたソバを全て当駅内の施設で一括管理しており、こだわりの石臼挽きそば粉を使った手打ちそばを年中味わうことができます。青の洞門は、旅の僧 禅海により、競秀峰と呼ばれる断崖を鑿と鎚だけで全長約342mを30年(1764年完成)かけて掘り抜いたといわれる手掘りの洞門。現在、2カ所に手掘りの洞門が残っており、禅海の偉業を肌で感じることができます。