ちょっとそこまで、秋のドライブでは魔崖仏散策と昭和初期の町へご案内します。日出ICから国道10号線を中津市方向へ北上していきます。前からなんとなく気になっていた熊野魔崖仏。名物は鬼が一夜で築いたとの伝説がある石段を登るとその奥に熊野磨崖仏があります。少し石段がきついのでので散策には運動靴がよいでしょう。大分県豊後高田市田染(たしぶ)にある真木大堂も由緒あるところで、かつての繁栄ぶりを偲ぶことができます。田染荘の水田は中世荘園集落の姿を今に残しており、日本の農の原風景、あぜ道や小川のせせらぎがなんとも癒しの故郷を偲ばせる風情があり、春もよし秋もよしまた冬の景色もいいです。ここから約15km先に昭和の町があります。そんなに昔話ではありませんが、”こんな町だった”と子どものころを思い出すことでしょう。中でも昭和のロマン蔵では昭和のなごりがたくさんつまっています。