このコースは、釧路空港を出発し1日目は阿寒湖・弟子屈町周辺・屈斜路湖・川湯温泉を、2日目は摩周湖・養老牛温泉・開陽台・標津町周辺を見てまわる「釧路湿原・阿寒・摩周シーニックバイウェイ」モデルコースとなっており、北海道の釧路地方ならではの季節ごとに表情を変える壮大な景色やここでしか味わうことのできないご当地グルメをご紹介いたします。 1日目は「まりも国道」と呼ばれる国道240号線を北上し、阿寒湖で「阿寒観光汽船」の阿寒湖の遊覧はいかがでしょうか。湖畔からでは見ることのできない阿寒湖や阿寒の山々を望むことができます。また、遊覧船乗り場の手前にシーニックカフェ「パン・デ・パン」があります。ここでは道産小麦と雄阿寒岳の伏流水を使った焼きたてパンを味わうことができますので「パンを片手に遊覧」というのもいかがでしょうか?阿寒湖を後に阿寒横断道路の景色を楽しみながら弟子屈900草原に向かいます。ここには牧場面積1440ヘクタールと見渡す限りに広がった緑の絨毯に2300頭余りの乳牛が放牧されており北海道ならではの風景がひろがっています。 そして、1日目の最終目的地「川湯温泉」に向かう途中にもご当地グルメ「エゾシカバーガー」を味わえるシーニックカフェ「Home Sweet Home」(道の駅「摩周温泉」内)や湖畔の砂を掘るだけで温泉が湧き足湯が楽しめる屈斜路湖の「砂湯」があり、北海道の自然を楽しんだら名湯100選にも選ばれている「川湯温泉」で宿泊し、ロングドライブの疲れを癒しましょう。 2日目は中標津方面を中心にご案内します。まず、川湯温泉を出発し摩周第一展望台で摩周ブルーと呼ばれる独特な湖面の色をした摩周湖の眺望をお楽しみ下さい。摩周湖は別名「霧の摩周湖」と呼ばれるほど霧がかかりやすいですが、朝は比較的霧がかかることが少ないので澄み切った摩周湖を見ることができるでしょう。 次に向かうのは秘湯との呼び声高い「養老牛温泉」に向かいます。この温泉は古くはアイヌの人々が利用していたといわれており、とくにパウシベツ川に作られた露天風呂「からまつの湯」は入浴料無料でツーリングライダーの方の人気スポットになっています。 ここから10キロほど中標津方向へ走行すると330°パノラマ展望台「開陽台」に到着します。この展望台は地球がまるく見える標高271mの大地「開陽台」にあり、眺望は、とにかく圧巻!広大な自然、区画された牧草地・防風林、点在する牧場風景、知床連山、遠くには国後島や野付半島、根室半島を一望することができます。1階には「カフェ・カイヨウダイ」があり中標津牛乳のおいしさを余すことなくとじ込めたジェラートメニューを味わうことができます。 2日目の最後の目的地は北海道といえば、やはり「鮭」ですね。そこで鮭を知るならJAF会員優待施設「標津サーモン科学館」がおすすめです。館内にはサケ科を中心に18種30種類以上の魚を飼育展示しておりサケ科魚類の展示数では日本で一番多く、サケたちの生態や食文化などにふれることができます。JAF会員証提示で入館料が割引となりますので会員証はお忘れなく。